東洋医学では健康であるために「気 血 水」が正常にめぐっていることが大切だと考えられています。
気 血 水 は、滞っていても、足りなくても、多すぎても病気を引き起こしてしまいます。
気血水はどんな働きがあるか。
まず「気」について。
気の機能は5つ
(温める)身体を温める
(めぐらせる)血と水をめぐらせる
(守る)悪いものを防ぎ身体を守る
(漏らさない)それぞれの器官の位置を維持し血や水を必要以上に外に出さない
(変える)身体に入れたものから栄養分を吸収し、不要なものを排出する
これが失調すると
(温める ×)冷え 代謝が落ちる しみなど
(めぐらせる ×)痛み イライラ 顔色が悪い 艶が無い 髪の毛もはだもぱさつく
(守る ×)風邪をひく 吹き出物
(漏らさない ×)下痢 不正出血 鼻血 多汗 乾燥 シワ たるみ
(変える ×)むくみ 便秘 にきび
血について
血は身体を潤すのと栄養する働きがあります。
この血が滞ったり足りなかったりすると問題が起き、正常にめぐっていると健康です。
足りないと貧血、顔色が悪い、ふらふらする、疲れやすい、目がかすむなど
お肌はカサカサ、しわ、たるみとなります。
血が滞っていると 肩こり腰痛、美容面ではクマ、しみなどになります。
水について
水も血同様、身体を潤す役割をしています。
滞っているとむくみ、水太り、だるいなど
足りないと、カサカサ、しわ、たるみが起こります。
気血水が正常にめぐって健康であることがお肌も潤い綺麗でいることにつながります。
次回は気血水を巡らせる方法についてお話します。